18:00からのカワウソ『エサやりガイド』の為にカワウソ舎へ向かうと、既に人垣が出来ていてマトモに見る事が出来るのか心配になる。
♂、♀別々に『エサやりガイド』はされるのだが、まず♂のカワウソ舎前は人でいっぱいで諦める。
♀の前は少し隙間があるので並んでいたが多摩ルールで「子どもは前に入れる」があるため、少し間をあかせていたら私の前に後から割り込んでくる大人あり。

いずれにせよ、子どもを前に入れたらもれなく保護者も付いてくる(ライオンバスで前から2~3番目で普通は絶対座れる位置にいたのに子どもと両親あるいは祖父母にまで席を譲り続けるハメになり座れなかった経験あり)のでこれまた見るのは諦めちゃいました。
ただでさえ間口が狭いところに雨降りで傘を差しているのだから後ろの列の人はかなり背が高くないと見れないよねぇ…

バードケージへ続く室内へはロープが張られ立ち入り禁止になっていた。
雨の日ぐらい臨機応変に室内観覧もOKにすれば良いのに、大人だって普段見れない姿なら見たいよ~~っ!

話を少し前に戻し…
カワウソ舎前で『飼育係のスポットガイド』の前に前説(?)でボランティアの人が説明をしていた。
「普段はドアの前でウロウロしている姿ぐらいしかご覧になれないと思いますが、今ぐらい(通常時は閉園している18時)から活発になって泳いだりするんですよ」なんて感じの話がされていた。
(いや、開園時間内でちゃんと活発な時間ありますからとはツッコミ入れず ^^;)

その話の最中に♂をゴンタと呼んでいたので、人垣から外れた私は「♂はゴンタくんに名前が決まったのですか?」と尋ねた。
「そうです、ゴンタです」の答え。
続けて「♀はトモちゃんのままですか、カワちゃんになりましたか?」と尋ねると「大人の事情ってやつです」のあとに語気を強めて「カワですから」と言われた。
※ 後のあれこれで名前を失念、♂の名のゴンタが正確か定かではありません ^^;

大人の事情って何?
上野から来たトモコちゃんだと言う事は既に飼育係さんからうかがっていて、別にオフレコ話でもなかったしボランティアの人が何を言いたいのかサッパリ判らない。
飼育係さんは「上野のトモコちゃんだけど多摩ではまだ名前は決まっていなくて、僕はカワちゃんと呼んでます」と話してくれていたので、ゴンタにせよカワにせよ正式に命名されたものなのか飼育係さんが呼んでいる名前を正式名だとボランティアの人が言っているのかは判らず。
(結構、話が違う場合が多いのでね ^^;)

このカワウソ舎での出来事+夜に見る事の出来る動物が限られすぎている事(レッサーパンダやユキヒョウなどが見られないのは仕方ないと思っていましたが)と、広い放飼場がウリの多摩Zooなのに夜間に見られるのは室内展示が多い事、そして室内展示故に混雑時はマトモに動物が見られない事から早々に園を出たのでありました。

夜ならではの動物達の様子を楽しむなんてとてもじゃないけど出来る状況だと思えなかった。
ズーラシアなどかなりの混雑で見えにくいところもあったけど、多摩よりは幾種類かは楽しむ事も出来たし、雨降りでも茶臼山では大いに楽しめた。
そして何より夜ならではと言う点と見せ方などを考えると、東京近郊では上野が一番だなと思うのでありました。

※ 多摩Zooのナイトズー(サタデーナイト@TamaZoo)が楽しくなかったのはあくまでも私感であり、夜の動物園で「夕暮れライブ」や動物のイルミネーションなど風景を楽しむ、あるいはビアガーデンで「キリンdeビール」を楽しむなど目的が違う場合には楽しめるものと思います。