今年の9月下旬から顎の腫れのため入院していた健健くん。
元気になって帰ってきてくれる、あるいは動物病院で楽隠居してもっと長生きしてくれるものと信じていました…

ある日、治療中の貼り紙が剥がされ個体パネルもなくなった時にはドキリとしました。
そして、健健くんの安否を飼育係さんに尋ねてしまいました。
その時には元気に動物病院で暮らしているとの事で安堵したのですが、11月下旬になってからは段々と元気がなくなっていったようです。
死因は老衰、本当に目一杯生き抜いてくれたのでしょう。　　安らかに眠りについたものと思います。


父親（楊楊）譲りの下ぶくれ顔がチャームポイントの健健くん、名前を呼ぶと見つめてくれたね。

目を細め、何かに聞き入っていた健健くん。　　穏やかな性格のパンダは静かに眠りにつきました。
天国では楊楊や兄弟達も待っていてくれる事でしょう。　　沢山の想い出をどうもありがとう。

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こちらは八木山Zooの健健（実は市川Zoo生まれ）は市川の健健と同い年だけれども、血気盛んなじぃちゃんなせいか年の割には爪の伸び方はそれほどでもない。（若いコより長いけど）
お年寄りのもの凄く長い爪を見ると、何処かに引っかけて転びそうで気になっていたんです。
大型獣のようにおいそれとは麻酔は打てないし…

茶臼山でウォンバット・ガイドの時に爪切りの話になったのでレッサーパンダについても尋ねてみました。
茶臼山ではリンゴを与えて食べている時に、お年寄りのレッサーパンダの爪を切っていたそうですよ。
人慣れしている個体じゃないと使えない手ですよね。　　八木山の健健はムリだな。
いつまでも意気軒昂なじぃ様でいて下さい（笑）　　市川の健健くんはどうなのかな？

【追記】
市川の健健くんはスポっと爪のサヤが抜け落ちたそうです。　　へぇ〜〜っ！でした。

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虫歯もなく健康な歯なのですがサスガに歳のせいか、かなりすり減った歯をしてますね。
そのためかリンゴを囓ると果汁がジュルジュルこぼれます。

「ヨダレじゃないからねっ！」　　by健健

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