一生懸命
2009.09.13(日)
昨日、「チップくんが…(;_;)」とだけ書かれたメールが届き、『やっぱり…』と思う自分がいた。
2009/09/10没 享年8歳2ヶ月22日。 (この掲載画像はラストカット)
野毛山Zooに行くのはかなり久しぶりのことで一年以上も間隔が開いていた。
久々のチップくんが以前にも増して痩せていて毛艶も悪いことに驚いた。
(キンタ嬢が毛がフサフサ、毛艶も良くムッチリ・ボディなのでギャップも大きいが)
【野毛山動物園のレッサーパンダ「チップ」が死亡 : YOMIURI ONLINE】
横浜市立野毛山動物園(西区)は11日、立ち上がってリンゴをねだるしぐさが人気だったレッサーパンダ「チップ」(オス)が死んだと発表した。8歳で人でいえば40歳代にあたるという。
同園によると、チップは5日に体調を崩してふらついていたが、その後回復し、9日夕方はいつも通り餌を食べていたという。しかし、10日朝に飼育員が死んでいるのを見つけた。解剖したが、死因は特定されていない。
チップは同園で飼育されているレッサーパンダ2匹のうちの1匹で、2006年によこはま動物園ズーラシア(旭区)から来た。
竹内昌弘園長は「体調が戻ったと思っていただけに残念な結果になった」と話していた。レッサーパンダ舎の横では23日まで献花台や記帳台が設置される。
【人気者『チップ』天国へ 「立っておねだり」野毛山動物園のレッサーパンダ:TOKYO Web】
横浜市立野毛山動物園(同市西区)は11日、飼育する雄のレッサーパンダ「チップ」(8歳)が死んだ、と発表した。同園のレッサーパンダは雌の「キンタ」(9歳)だけとなった。
同園によると、チップは今月5日ごろから足元がふらつく様子がみられ、一時は回復したが、10日朝に死んでいるのを職員が確認した。死因は不明。人間の寿命に換算すると60歳前後という。
チップは、後ろ足で立っておやつのリンゴを飼育員にねだることが多く、その愛らしいしぐさが来場者の人気を呼んでいた。同園は23日まで、チップが暮らした展示場わきで、献花や記帳を受け付ける。
※ 動物の年齢を人間の年齢に換算するのにはムリがあるのだけれど、感覚的には60歳ではなく、YOMIURI ONLINEの40代だと思います。
【野毛山の人気者レッサーパンダ、チップが死ぬ:カナロコ】
野毛山動物園(横浜市西区)の人気者、オスのレッサーパンダ「チップ」が死んだ。8歳だった。10日朝、寝室で動かなくなっているのを飼育員が見つけた。
野毛山動物園によると、チップは2001年生まれ。06年1月に、よこはま動物園ズーラシア(旭区)からやってきた。飼育員の足元で立ち上がり、おやつのリンゴをねだるしぐさが何とも愛くるしかったという。
レッサーパンダの飼育舎は動物園の入り口にほど近い右手にあり、チップは舎内を歩き回っては、来園者たちを出迎えた。
5日、よたよたと足元がおぼつかない様子だったため血液検査を行った。肝臓と腎臓の機能が低下しているという結果が出た。その後、持ち直して大好きなリンゴも食べたが、9日夕、再び体調を崩していた。
人間でいうと50歳の手前ごろ。「まだ若かった」と竹内昌弘園長も残念そうに話した。野毛山動物園のレッサーパンダは、メスのキンタ(9)1匹になった。同園では現在、オスのレッサーパンダを再び呼ぶ調整をしている。
園では23日まで、飼育舎の横にチップの写真パネルと献花台、記帳台を設置している。
2006/01/30 ズーラシアより来園。 画像は来園してまもなくのチップくん。
小柄でお痩せさんだったけどそれなりに毛並みも良かった。
[*istDS]
その後、歯周病が見つかり治療したり、爪が割れていて上手く樹に上れなかったりしたけど、それぞれ改善されていったんだよね。
[D1x]
歯が悪かったり内蔵機能が悪かったりしたけど、どんな時でも懸命に食べよう生きようとしていたね。
歯周病の治療をしてもらって笹が食べられるようになってからも、キンタ嬢のうんPを食べ続けたのは病気(内臓疾患?)で栄養の吸収率が悪く少しでもそれを補おうとしていたのかと思います。
ここ数年、若いパンダの死亡が続き、チップくんの死よりも衝撃の大きかったパンダの訃報もありますがそのパンダ生を振り返ると、子供や夫婦、あるいは兄妹や友達との楽しそうな嬉しそうな顔が浮かびます。
チップくんを知った(見た)のが野毛山に移動になってからで、そんな姿を知らないこともありますが何故かそんなパンダたちの死よりもチップくんの死に寂しさを強く感じてしまうのです。
良いパンダ生だったかな? 楽しかったのはどんな事?
懸命に生き抜こうと必死で食べている形相とも言えるチップくんの顔が浮かびます。 (合掌) 安らかに…
続きを隠す ▲