悪巧み?
2007.10.06(土)
この日のWaoランドはベビーが二頭出ていると掲示されていたので楽しみにして入ると…
あれっ、大きいなぁ ^^; 既に生後5ヶ月を過ぎてるワオっ仔なのでママからは離れて自由行動してました。
日本モンキーセンターにて[*istDS]
十三日は「母の日」。犬山市の日本モンキーセンターの世界サル類動物園では今春、多くの赤ちゃんが生まれ、母の愛を受けながらすくすくと育っている。三月初めから今月までに生まれたのは二十種三十匹以上で、例年にない“ベビーラッシュ”となっている。
ヤクニホンザルは十一匹が誕生。世界遺産・屋久島の「構成生物」で、世界でも同園だけで飼育されている。四千四百平方メートルの放飼場「モンキーバレイ」の百四十匹の群れの中で、お母さんと暮らしている。
ワオキツネザルは双子を含む四匹が生まれた。アフリカ・マダガスカル島だけに生息する。展示施設「Wao(ワオ)ランド」は同園の人気スポット。ゴールデンウイークから毎日、中に入れるようになり、“天使”のようなサルと間近で接するチャンス。
南米アマゾン原産のクロミミマーモセットの赤ちゃんは、体重わずか二五グラム、決まって双子で生まれる。職員の手のひらで遊ぶ姿は、まるで縫いぐるみのよう。
サルが来場者の頭上のつり橋を行き交う新施設「モンキースクランブル」でも新しい命が。ジェフロイクモザルの赤ちゃんは、まだ、お母さんにぴったり。あと三カ月ほどで母親から時折、離れるようになるという。
色白のため、人気モデル蛯原友里さんにあやかって「エビちゃん」と名付けられたのは、アヌビスヒヒの赤ちゃん。天気の良い日は芝生の上で日なたぼっこをする。
アビシニアコロブスの赤ちゃんは純白のカーリーヘア。三カ月たつと、あっという間に親と同じ黒と白の毛になってしまうため、今だけの期間限定だ。
同園には現在、七十三種約六百五十匹がいる。カニクイザル、サバンナモンキー、タイワンザル、チベットモンキー、マンドリルなどにも、愛らしい仲間が加わった。母親が体調不良などで人工保育されている赤ちゃんを除いて、祖父母を含む大家族に見守られ、育っている。
【記者の目】
「多数の出産は餌と関係ありそう」と加藤章園長。三年ほど前から、千葉県の契約農家が生産した高級サツマイモを与えている。良質なリンゴも導入した。サルもグルメなのか、残す餌が少なくなったという。
人間同様、食生活が大切なようだ。