蓑亀
2007.02.09(金)
本来はイシガメの背甲に藻が付着したものを「蓑亀」と言うそうですが、これは小さなクサガメに藻が付着したものです。 TokyoZooNet に掲載された時と比べるとずいぶんと藻が剥がれちゃったんですね ^^;
井の頭自然文化園にて[*istDS]
大発見 吉兆のあかし 蓑亀(みのがめ)
石亀の甲羅に藻が生え、蓑をかぶっているように見える「蓑亀」も発見されました。
蓑亀は緑藻亀(りょくそうがめ)ともいわれ、長い年月によほどの条件が整わないと甲羅に藻が生えることはなく、大変珍しい現象で、平安京の四方を守る神獣「四神」で北を守護する「玄武(げんぶ)」のもとになっているのがこの亀という話もあり、新しい芽吹きの源、おめでたいことの始まりの象徴とされてきたのです。
古くは「神亀」「宝亀」などの元号にも見られるように、珍しい亀が見つかると宮中へ献上され改元までされるほどの大きな慶事だったのです。