デビュー間近の頃
2006.05.29(月)
オマサちゃんの隣にはお母さんのテンがいるのですが、ふと見ると毛並みがボサボサ。
他の大人と比べてもズタボロぶりがスゴイのです。
「もしかしたら…」と気になって様子を眺めていると、不思議な行動をとっていました。
井の頭自然文化園にて[*istDS]
● フェンス越しのテンの母子
昨年人工哺育で育ったメス「オマサ」がいるガラス窓の部屋の左隣のケージには、オマサの母親がくらしています。単独でくらす動物にとって、一度別れた母子はエサやすみかを取り合うライバルです。フェンス越しに二頭が出会ったときは、キバをむいて威嚇し合い、すかさず肛門を石の角などに擦りつけ臭いづけをします。
5月20日以降、閉園後に2頭の子どもが巣から出てくるようになりました。本日(5月26日金曜日)の午後2時すぎには、お客さまの前にもデビュー。