祝♪三年連続ツインズ
2008.06.27(金)
千葉市動物公園で27日未明、立ち姿が人気のレッサーパンダ風太とチィチィの間にまた双子の赤ちゃんが生まれた。3年連続の双子誕生で、子供は計6匹となった。うち姉に当たる第一子の風花(2歳)と、第四子の風鈴(11カ月)の“嫁入り”が26日に発表されたばかり。
市動物公園によると、2匹の赤ちゃんは元気で、いずれも体長約15センチ、体重100〜150グラム(推定)。お披露目は9月末ごろを予定。名前は公開に合わせ、動物公園側が用意した複数候補の中から来園者の投票で決まる。
チィチィは2匹に早速お乳をあげるなど子育ては手慣れたもの。赤ちゃんを無理に引き離さないよう配慮しており、性別の判明は早くても約1カ月後になる見通し。
チィチィは現在、風太とは別の獣舎で暮らしており、専用の木箱に赤ちゃんがいるのを出勤した飼育員が気付いた。
千葉市動物公園で立ち姿が人気のレッサーパンダ風太とチィチィの間に生まれた長女の風花(2歳)と、もうすぐ1歳になる三女の風鈴がそれぞれ“嫁入り”することが決まった。千葉市が26日、発表した。
おっとりとしたマイペース型の風花は山口県の周南市徳山動物園へ。年下の賢健がだんなさん。おてんばな風鈴の嫁ぎ先はチィチィの実家、長野市茶臼山動物園で、別の動物園から来る雄と結婚する予定。
2匹は29日午前11時からのお別れ会で見送られた後、30日には嫁ぎ先へ向かう。千葉市動物公園の担当者は「一抹の寂しさはあるが、元気でいてほしい」。送り出す父、風太の気持ちを代弁した。