ジュリと赤ちゃん
2010.12.20(月)
川崎市夢見ケ崎動物公園は30日、レッサーパンダの夫婦、雄の「カツオ」(8歳)と雌の「ミンミン」(11歳)が別々の病気で30日朝に死んだと発表した。
動物公園によると、2匹とも約1週間前から体調を崩し、展示を控えていた。死因はカツオが誤えん性肺炎、ミンミンは加齢による心肺不全とみられる。「園の人気者だった夫婦にそろって旅立たれてしまい、大変悲しい。天国で仲良く暮らしてほしい」としている。
30日午前5時半ごろ、獣舎内の別々の寝床で2匹が死んでいるのを飼育員が発見した。ミンミンは動物公園生まれ。カツオは2008年、福井県鯖江市の西山動物園から繁殖目的で借りていた。
母親は「コウ」、父親は「ヒデ」。2頭とも1983年4月3日にアメリカのリンカーンパーク動物園から贈られた個体です。いずれも推定22歳。
出産を確認したのは、11月20日の午前9時25分ごろ。ふだん、子どもは母親のお腹に抱きかかえられていて、すがたを見ることはなかなかできませんが、ぶらさがっているナマケモノのお腹のあたりをよ〜く見てください。