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草むらから渡し木にピョンっと飛び乗るワオっ仔。　　お母さんは目が離せません。

ワオキツネザルに赤ちゃん誕生！！(キツネザル舎)

　５月に仲間入りしたばかりのワオキツネザルに赤ちゃんがうまれました。７月３日(土)の朝、メスのレニーのおなかに、小さな小さな赤ちゃんが１頭しがみついているのを担当者が発見したのです。
　レニーは、今年の４月に茨城県日立市かみね動物園からやってきました。オスのサラも同じ４月に、愛媛県とべ動物園からやってきました。５月２日のキツネザル舎オープンから、２頭は仲がよく「秋には赤ちゃんがうまれるといいな」と担当者は話していました。でも、こんなに早くうまれるとは・・・。
　ワオキツネザルの妊娠期間は５ヶ月弱。２頭が一緒になってまだ２ヶ月。あれ？？？。そうです、赤ちゃんのお父さんはサラではなく、かみね動物園のオスなのです。どちらにしてもおめでたいことに間違いありません。
　初めての出産に、お母さんのレニーは毎日とても緊張しています。そこで今は練習として、午後だけの親子展示をおこなっています。その間、サラは小屋の中で我慢。赤ちゃんのかわいい姿にあえるのは、天候の良い日の午後1時から。ぜひ会いにきてください！

お父さんのサラくんと別展示（時間交代）なんです。 ワオは普通ファミリーでいるけど、実父じゃないからレニーちゃんが神経質になってるのかしら？

赤ちゃんに逢えるのは天気の良い日の午後1時からとなっていたので、雨が降ってるこの日は半ば諦めて…
が、放飼場の一部にはワオ達が雨宿りできるように屋根が付けられ、レニーちゃんも赤ちゃんも放飼場で出迎えてくれました(^^)


今まで出逢ったワオベビーの中でもっともじっとしていないやんちゃな仔。
好奇心旺盛でぴょんぴょん飛び跳ねて何処にでも行っちゃいます。
ワオの花道から飛び降りると、赤ちゃんが立ち上がっても届かない高さなんです。
お母さんのレニーが心配して下に降りました。

※ でも、ワオっ仔は自分でも飛び乗れるんですよ（二回に一回は失敗するけど）

園内放送が流れるとワオの花道の最前列まで来て（近いっ！！）そわそわと落ち着かない様子で鳴き始めた
母ワオのレニー。　　　　その訳は…

園内放送に反応して鳴いていたのはお腹が空いてたから？　ワオの花道の最前列はいつもエサをもらう場所だもんね。　　ガマンできなくなってつまみ食いに精を出すレニーでした。　赤ちゃんは檻登りに夢中！？