フォッサとワオキツネザルは捕食者と非捕食者の関係にあります。
当初こそ緊張し警戒していたワオキツネザルですが、
スー母さんの気の強い事この上なく挑発しまくり…
恩賜上野動物園にて[D300]
アクリル板が途切れたところでフォッサを挑発するのが好きなスー母さん。 鼻を出したり手を出したり(><)
フォッサは出し入れできる爪もあるし、今は遊びと捉えているみたいだけど恐い恐い。
一枚目の画像でもスー母さんはすき間から指を出しているんですよ、見えますか？
子供達はまだフォッサの事が恐いようで単独で近づく事はありませんが、スー母さんは自分のテリトリー
（だった場所）にいるからか、フォッサを挑発しまくり。
恐れ知らずにもほどがあるって感じなのです。 痛い目みるまで判らないのかなぁ…
特に今いる♂は若いからか個体の性格なのかじゃれて遊んでいる感じに見えますが、怪我が治った♀が展示されるようになった時が恐いと思います。 もしも、攻撃的な性格だったら…
★ 調子に乗りすぎないで(>_<)
ワオキツネザルの闘いは手首にある臭腺から出る分泌物をシッポにこすりつけ、シッポを高く上げ激しく振ります。
その匂いで相手の成熟度や強さが判るようでこれでキツネザルの優劣が決まるのですが、フォッサ相手にもそれをしています。
また、ワオは母系血縁集団で１位の♀が最も順位が高く、いわばボスザル。
上野の場合は母親のスーがボスとして我が子を守ろうとしているのかもしれませんが、どうやらそればかりではないような…
フォッサがすやすやとお昼寝しだしても、こっちを向けよと鳴いたり起きろ起きろと金網を駆けめぐったり、挑発しまくりです。
挙げ句の果てに金網から鼻先や手を出す事もしばしば。
フォッサの牙は鋭く顎の力は強靱です。
キツネザルばかりでなく家畜のブタなども襲いますし、自分よりも大きな相手を倒す力を持っているのです。
スー母さん、あんまり調子に乗りすぎないでね。
境目付近にフォッサが穴を掘っているので、フォッサ自身が出られなくても調子づいたワオが出てくるんじゃないかと心配です(><)
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多摩動物公園にて[D300]
